2022年度 普及・啓発部会『YouTube講演会』(第2弾)

 今回、現代人における和食ガイドvol.2として『食生活の変化と和食へ再注目』をテーマに一般社団法人 和食文化国民会議 熊倉名誉会長と後藤副会長/普及・啓発部会長に対談をいただきました。また、今回は、江戸時代の人たちが楽しみながら味わった「豆腐百珍」「卵百珍」の中から子どもたちとも楽しく作れるレシピを紹介いたします。

~ 食事は「食べる」から「楽しむ」の時代へ ~ 「江戸時代の遊び心、チャレンジ精神を現代にも」 
コロナ禍で食生活も変化し、家庭で「食事を食べる回数」「料理を作る回数」「家族と食事を食べる回数」が増えている。コロナ禍、withコロナだからこそ、今、家庭での食事を見直し、楽しむチャンスではないか。日本の料理文化は18世紀終わりから19世紀のはじめに(天明年間~文化文政年間)完成したと思われる。1782年(天明2年)には、「豆腐百珍」、現代のレシピ本が刊行され、当時のベストセラーとなった。随所に遊び心がうかがえ、今にも通じる食事を楽しむという文化は当時からあった。
 そこで、後藤副会長に、「豆腐百珍」「卵百珍」から、家族で楽しめるレシピを紹介いただき、熊倉名誉会長からは、江戸時代の食文化と、その背景を説明していただきます。
下記URLより是非ご視聴ください。
https://youtu.be/QkLs9TfMjKk

【江戸時代の人たちが楽しく食べたレシピのご紹介】
■「豆腐百珍」より

《あられ豆腐》
《うづみ豆腐》

■「卵百珍」より

《黄身がえし卵》
《小倉玉子》