8月4日(水)に、愛知県安城市の桜井公民館にて親子8組を対象に「自由研究向け親子ぬか漬教室」の出前教室を実施いたしました。
講師は、東海漬物株式会社の漬物機能研究所の所員が務めました。また、新型コロナウィルス感染拡大防止の観点から、少人数で実施し、ぬか床に野菜を漬けこむ作業と試食は未実施といたしました。
教室では、「ぬか」の原料を説明した後、実際にジッパーバッグを利用してぬか、塩、水を混ぜ合わせぬか床づくりをしました。その後、ぬか漬の栄養、微生物の働きによって起こる発酵の説明をした後、発酵前と後のぬか床の状態や香りを確認し、実際にpH試験紙を使用してぬか床の酸度を比較しました。
ぬか床づくりでは、水の量を調整しながら子どもたちが熱心にぬか床を混ぜ合わせているのが印象的でした。コロナ禍で様々な制限はありますが、これからもこのような教室を通して、より多くのお子さんに伝統食「ぬか漬」に親しんでもらえるようにしていきたいと思っております。