くらしの歳時記

昔は三世代同居が当たり前でした。大家族の中で親から子へ、子から孫へと料理や習慣、しきたりなどが受け継がれていったのです。今では大家族は影を潜め多くが核家族となっています。時代を元に戻すことはできませんが、伝えていきたいこと、継承していって欲しいことは今も変わりません。放置すれば失われてしまうかもしれない和食文化、その保護・継承は和食会議のミッションです。

コロナ禍の収束が見通せない今、和食会議では団体ホームページを刷新し、情報発信の強化に努めてまいります。その一環としてホームページに『和食会議「くらしの歳時記」』コーナーを設けました。五節供や二十四節気、雑節などのタイミングに合わせて次世代に伝えて行きたいことを中心に情報提供させていただきます。執筆は和食会議の役員である三氏、料理研究家の後藤加寿子副会長、東京家政学院大学名誉教授の江原絢子顧問、元実践女子大学教授の大久保洋子顧問が年間39回を交代で担当します。それぞれ専門分野のオーソリティーですが、硬いお話ばかりではありません。どうぞご期待ください。

このコラムを気楽にお楽しみいただくと同時に皆様の季節の話題のきっかけにして家族やお友達とお話を膨らませてください。これがひいては和食文化の保護・継承に繋がることと信じております。

和食会議 事務局

「和食」のつぼ

 放置すれば失われてしまうかもしれない和食文化、その保護・継承は和食会議のミッションです。
 和食会議では、ホームページに2021年7月より1年間、「くらしの歳時記」コーナーを設けました。五節供や二十四節気などのタイミングに合わせて和食会議の役員である、後藤加寿子副会長、江原絢子顧問、大久保洋子顧問に執筆いただきました。懐かしい、ためになる、それぞれの原風景と重なるような素敵なお話がたくさん詰まっていました。
ホームページに掲載しておりますので、ご覧ください。

 2022年7月からは、それに継ぐ企画といたしまして、『「和食」のつぼ』と題しまして、和食文化にまつわる様々なお話をそれぞれの専門の方の視点からわかりやすく執筆いただきます。
 1年間に6つのテーマを設け、各テーマを4回(ひと月に2回)連載いたします。
第1回は、「しきたり」 食文化研究家 清絢氏に執筆いただきます。
第2回からは、「礼儀・作法」 料理研究家 後藤加寿子副会長、「盛り付け」 山ばな平八茶屋 21代目 園部晋吾氏、「食卓の彩り」 食卓文化研究家 長尾典子氏と続きます。その後、「箸」 近茶流宗家 柳原尚之氏、「器(漆器)」 日本漆器協同組合連合会 事務局長 春原政則氏・「器(陶磁器)」 萬古陶磁器工業協同組合 理事長 藤井健司氏を予定しております。

 「和食っていいね!」と思っていただき、「ほぉ!」と思わず言ってしまうようなお話をお届けできたらと存じます。
普段の生活に、ふと思い出し、参考にされたり実践していただければありがたい限りです。
 このコラムをお楽しみいただき、ご家族やお友達との会話で「和食」が話題にのぼり、次世代に伝えて行くことができましたら幸いに存じます。

一般社団法人和食文化国民会議 事務局

「和食」のつぼ Vol.2

放置すれば失われてしまうかもしれない和食文化、その保護・継承は和食会議のミッションです。
2013年に「和食」がユネスコ無形文化遺産に登録されて、10年になります。この機会に再度、「和食」を一層身近に感じていただけますよう情報等お届け出来ればと存じます。

2022年7月から『「和食」のつぼ』と題しまして、和食文化にまつわる様々なお話をそれぞれの専門の方の視点からわかりやすく執筆いただきました。
ホームページに掲載しておりますので、ご覧ください。

2023年7月からは、継続いたしまして、『「和食」のつぼ』 vol.2を掲載いたします。
1年間、様々なテーマを設け、各テーマを2回~4回連載いたします。
最初のテーマは、「水」 「水 水と自然」 株式会社メイスイ 永井秀樹氏、「料理と水」 三菱ケミカル・クリンスイ様に執筆いただきます。
その後、「旬」 鵜飼治二氏、「伝統野菜」 入江亮子氏、「和のスパイス」 ハウス食品グループ本社株式会社様、「発酵」 柳原尚之氏、「発酵・酢」 株式会社Mizkan Partners様、そして「道具」 長田勇久氏、最後に「かたち・文様」 海老原誠治氏を予定しております。

「和食っていいね!」と思っていただき、「ほぉ!」と思わず言ってしまうようなお話をお届けできたらと存じます。
普段の生活に、ふと思い出し、参考にされたり実践していただければありがたい限りです。
このコラムをお楽しみいただき、ご家族やお友達との会話で「和食」が話題にのぼり、この先10年20年、さらに次世代に伝えて行くことができましたら幸いに存じます。

一般社団法人和食文化国民会議 事務局

つなぐ「“わ”食」よもやま話

放置すれば失われてしまうかもしれない和食文化、その保護・継承は和食会議のミッションです。
2013年に「和食」がユネスコ無形文化遺産に登録されて、10年以上経ちました。この先も「和食」を一層身近に感じていただけますよう情報等をお届け出来ればと存じます。

2022年7月から2024年6月まで、『「和食」のつぼ』と題しまして、和食文化にまつわる様々なお話をそれぞれの専門の方の視点からわかりやすく執筆いただきました。
ホームページに掲載しておりますので、ご覧ください。

2024年7月からは、『つなぐ「“わ”食」よもやま話』と題し、和食文化に想いのある方に、「和食」にまつわるちょっといい話、こんなことがあった、驚いた話、和食を作りたくなる・食べたくなる話、「食」に関わる仕事を選んだのは? など、四方八方(よもやも)からお話いただきます。

初回は、和食会議 伏木会長のお話から始まります。伏木会長から次回の執筆者をご紹介していただき、さらにその方に次の執筆者をご紹介いただきます。
「和食」の“和”、人の“輪”をつなげひろげて行きたいと存じます。
1年間、どなたにつながり、どんなお話が聞けるのか、ご期待ください。

少しでも和食文化に関心を持っていただく方が増え、“わ”を大きくして行けましたら幸いに存じます。

一般社団法人和食文化国民会議 事務局