一般社団法人和食文化国民会議(略称:和食会議)は、「和食;日本人の伝統的な食文化-正月を例として-」のユネスコ無形文化遺産登録申請を契機に、和食文化を次世代へ継承するため、平成27年2月4日に設立されその価値を国民全体で共有する活動を展開しています。
あらゆるシーンで日本の食を支える生産者、食品メーカー、流通業、フードサービスなどの様々な企業・団体、そして地域の郷土料理保存会や食育団体・NPO・料理学校などの食にかかわる団体、地方自治体、個人のみなさまなどのご参加をいただき、運営を行っています。
引き続き、国と一体となって取り組みを進められるよう、オブザーバーには農林水産省にご参画いただきながら、和食文化の保護・継承とその魅力の発信に取り組んでまいります。
一般社団法人和食文化国民会議(略称:和食会議)概要
名称
一般社団法人和食文化国民会議 (略称:和食会議)
英文名称
The Washoku Association of Japan (英文略称:Washoku Japan)
所在地
東京都台東区東上野1丁目13-2 4階B
目的
この法人は、無形文化遺産の保護に関する条約に規定する人類の無形文化遺産の代表的な一覧表に記載された「和食;日本人の伝統的な食文化-正月を例として-」(以下「和食」という。)を適切に保護し、その継承を推進することを目的とする。
事業
- 「和食」の適切な保護・継承のために必要な情報収集に関する事業
- 「和食」の調査・研究に関する事業
- 「和食」の普及啓発に関する事業
- 「和食」に関する技及び知恵の伝承に関する事業
- 「和食」の情報発信に関する事業
- 前各号に附帯又は関連する事業
一般社団法人和食文化国民会議 役員
役 職 | 氏 名 | 所属・役職 |
---|---|---|
会 長 | 伏木 亨 | 甲子園大学 学長 |
副会長 | 村田 吉弘 | 菊乃井 代表取締役 |
後藤 加寿子 | 料理研究家 | |
専務理事 | 稲田 潤 | キッコーマン株式会社 |
常務理事 | 神尾 敬 | 株式会社伊藤園 |
小林 雄三 | 味の素株式会社 | |
理 事 | 青木 時男 | マルコメ株式会社 代表取締役社長 |
宇都宮 仁 | 日本酒造組合中央会 理事 | |
枝元 真徹 | 一般社団法人大日本水産会 会長 | |
奥井 隆 | 株式会社奥井海生堂 代表取締役社長 | |
佐竹 力総 | 一般社団法人日本フードサービス協会 | |
辻󠄀 芳樹 | 学校法人辻󠄀料理学館・辻󠄀調理師専門学校 理事長・校長 | |
中澤 弥子 | 長野県立大学 健康発達学部 教授 | |
西井 孝明 | 味の素株式会社 特別顧問 | |
服部 幸應 | 学校法人服部学園 服部栄養専門学校 理事長・校長 | |
本庄 八郎 | 株式会社伊藤園 取締役名誉会長 | |
牧野 剛 | 日本チェーンストア協会 専務理事 | |
茂木 友三郎 | キッコーマン株式会社 取締役名誉会長 取締役会議長 | |
若松 仁嗣 | 全国農業協同組合中央会 常務理事 | |
監 事 | 西迫 一郎 | 西迫会計事務所 所長 |
藪 光生 | 全国和菓子協会 専務理事 |
(2024年6月13日現在)
一般社団法人和食文化国民会議 名誉会長・顧問・相談役
役 職 | 氏 名 | 所属・役職 |
---|---|---|
名誉会長 | 熊倉 功夫 | MIHO MUSEUM 館長 |
顧 問 | 岩田 三代 | ジャーナリスト |
江原 絢子 | 東京家政学院大学 名誉教授 | |
大久保 洋子 | 元 実践女子大学教授 | |
神崎 宣武 | 神崎研究室 室長 | |
小泉 武夫 | 東京農業大学 名誉教授 | |
原田 信男 | 国士舘大学 名誉教授 | |
細田 安兵衛 | 株式会社榮太樓本舗 会長 | 相談役 | 城戸 善浩 | ヤマキ株式会社 代表取締役社長 |
嶋田 裕之 | 日本生活協同組合連合会 代表理事 統括専務 | |
清水 誠三 | 一般社団法人日本惣菜協会 専務理事 | |
杉本 達哉 | 株式会社Mizkan Partners 代表取締役社長兼CFO | |
田中 久美子 | 一般財団法人日本食生活協会 会長 | |
野崎 理悦 | 株式会社紀文食品 執行役員 |
(2024年6月13日現在)
スローガン
日本食文化を世界に誇る共有の遺産として国民全体が正しい理解と確かな意識を持ち、あらゆるシーンで日本の食を支えている様々な企業、団体、地方自治体、個人のみなさまなどが一丸となって、毎日の食卓から和食文化の保護・継承に取り組んでいくという意志がこめられています。
*一般社団法人和食文化国民会議では、料理として表現する和食と区別するために、日本の伝統的食文化を表す場合は、「和食」と表記しています。
ロゴマークについて(使用は会員に限定します)
このロゴマークは、「五」感で味わうこと、「五」つ目の味覚・「うま味」、「一汁三菜」における「五」つの配膳など、和食文化にまつわる「五」という数を基本のモチーフとし、和食文化を抽象的に表現したものです。
「和食」が世界の共通語として成長することを目指し、“Washoku Japan”という英文表記を採りました。
和食文化の保護・継承に向けて取組む活動の共通シンボルとして機能します。
また、このロゴマークは、一般社団法人和食文化国民会議の正会員及び賛助会員が、設立宣言に沿った活動を積極的に推進するという意思を表明するためのマークです。
- 和食文化国民会議に関わる広報活動・事業活動(CSR・CSV事業を含む)
- 和食文化の保護・継承を掲げる和食文化国民会議の活動への賛同の表明
- その他、和食文化の保護・継承を広めるために有効と思われる企業・団体・個人の行う活動
経緯・沿革
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平成23年 7月
農林水産省をはじめ関係省庁の協力を得て、学界、料理界、外食産業等の関係者が集まり、日本食文化のユネスコ無形文化遺産登録を目指し検討を進める「日本食文化の世界無形遺産登録に向けた検討会」が設立。
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平成24年 3月
無形文化遺産保護条約関係省庁連絡会議において、日本国からユネスコに対し「和食;日本人の伝統的な食文化-正月を例として-」を無形文化遺産として提案することが決定。
同月、日本食文化のユネスコ無形文化遺産化推進協議会が設立。
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平成25年 7月
日本食文化のユネスコ無形文化遺産化推進協議会が事務局を開設、名称を「和食」文化の保護・継承 国民会議(略称:「和食会議」)」に改変。
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平成25年 12月4日
バクー(アゼルバイジャン共和国)で開催されたユネスコ第8回無形文化遺産保護条約政府間委員会において、「和食;日本人の伝統的な食文化-正月を例として-」のユネスコ無形文化遺産への登録が決定。
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平成26年 12月
「和食」文化の保護・継承 国民会議を平成27年3月31日に発展的解散し、一般社団法人和食文化国民会議を設立することが決定。
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平成27年 2月4日
一般社団法人和食文化国民会議設立。平成27年4月1日より、本格的活動を開始するために入会申込みを開始。
以下の資料をダウンロードできます。
当法人の詳細は、定款、事業と部会活動、貸借対照表をご覧ください。