日本の酒文化 -居酒屋・大衆酒場の誕生と広がり-
2024年12月、「伝統的な酒造り」がユネスコ無形文化遺産に登録されました。近年、日本の “IZAKAYA スタイル” の飲食店が世界各国で人気を集めています。こうした背景を踏まえ、今回の講演では「酒を楽しむ文化」に焦点を当て、とくに日本における日常的な飲食文化の一端として、江戸時代に誕生した居酒屋や近代都市への転換期に東京下町で生まれた大衆酒場を取り上げます。この分野に詳しいお二人の専門家をお迎えし、それぞれの視点からお話いただきます。
開催概要
2025年9月10日(水)
13:30(受付 13:00~)
- 会場
- 富士ソフトアキバプラザ
セミナールーム1 - 参加費
- 無料
- 定員
- 会場:50名
オンライン:100名
※定員になり次第締切
タイムテーブル
13:30 | 開会挨拶 調査・研究部会長 中澤 弥子 |
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13:40 |
講演1 「居酒屋の誕生と江戸っ子が愉しんだ酒と肴」 講師 飯野 亮一 氏(食文化史研究家) 江戸に居酒屋が誕生した背景、居酒屋の店構え、江戸っ子が飲んでいた酒とその 飲み方、酒の肴などについてのご紹介いただきます。 |
14:30 |
講演2 「東京下町の大衆酒場 -もつ焼きと焼酎ハイボールが醸し出す酒場文化-」 講師 谷口 榮 氏(歴史考古学者、葛飾区主査学芸員) 隅田川以東の地域で発達したもつ焼き・焼酎ハイボールを楽しむ大衆文化について、 その成り立ちと今日に受け継がれる酒場文化についてお話いただきます。 |
15:20 | 休憩 |
15:40 |
パネルディスカッション 飯野氏 谷口氏 モデレーター:調査・研究部会幹事 福留 奈美 |
16:10 | 閉会挨拶 閉会 |
お申し込み方法
主催
一般社団法人和食文化国民会議 調査・研究部会
〒110-0015 東京都台東区東上野1-13-2 4階B
Tel:03-5817-4915 Mail:info@washokujapan.jp