「和食」に関するアンケート、結果を発表します

辻調理師専門学校など、東京・大阪・フランスに食のプロを育成するスクールを持つ
日本最大の“食”の教育機関「辻調グループ」では膨大な食の知識と技術を活かし、
近年、海外との教育連携や公邸料理人の育成など、日本料理の可能性・拡張性を
探るプロジェクトを展開中です。

この10月、「和食;日本人の伝統的な食文化」が無形文化遺産に記載勧告されたことを受け、
『政府が、ユネスコ世界遺産に「和食」の登録を申請していることを知っていましたか』など、
「和食」に関するアンケート調査を行いましたので、結果(一部)を発表いたします。

辻調グループ代表・辻芳樹(つじ よしき)より、コメント
和食がユネスコの無形文化遺産に登録(記載勧告)されたことを大変喜ばしく思います。
多様な食文化と高い料理技術が評価されたと認識しています。登録をきっかけに、
世界の料理人同士がますます活発に交流し、和食が発展することを願います。
そして、豊かで多様な自然を享受して発展したわが国の食文化に、若い料理人が誇りを
もつきっかけになることを期待します。料理の専門教育機関として、日本の食文化が持っている
可能性や拡張性を追求する国内の料理人のみならず、海外の料理人も支援し、それを担える
人材の育成により一層取り組んでまいります。

<「和食」アンケート調査結果(一部抜粋)>
(調査期間:2013年10月9日(水)~11日(金) 
調査対象:全国20~60代男女 計572名/インターネット調査)

Q1 政府が、ユネスコ世界遺産に「和食」の登録を申請していることを知っていましたか。(単回答)
知っている 36.2%
知らなかった 63.8%

Q2 「和食」が世界遺産になることに対し、どのように思いますか。(単回答)
非常に嬉しい 44.8%
どちらかというと嬉しい 37.6%
どちらかというと興味がない 13.8%
まったく興味がない 3.8%

Q3 「和食」は、外国の方に理解されていると思いますか。(単回答)
理解されていると思う 22.2%
どちらかというと理解されていると思う 53.8%
どちらかというと理解されていない 21.0%
理解されていない 3.0%

Q4 「和食」を構成する要素として、重要だと思うもの教えてください。(複数回答)
1位 季節の食材 76.6%
2位 盛り付けの美しさ 68.2%
3位 季節感の表現 59.6%
4位 日本産の食材 57.2%
5位 器や皿 56.8%